国交省・市場調査
既存住宅販売量指数・3月
前月までの連続増が一転
全体は5.4%の減少


国土交通省によると、3月の「既存住宅販売量指数(試験運用)」は、戸建て住宅とマンションの合計(季節調整値、以下同じ)が前月比5.4%減の119.3で、前月までの7カ月連続増から一転、減少となった。30㎡未満のマンションを除いた合計指数は109.6(同5.8%減)。戸建て住宅は116.1(同7.2%減)、マンション全体は123.4(同4.7%減)、30㎡未満を除いたマンションは102.1(同5.7%減)。

また、3月分の法人取引量指数は、前月比6.0%減の242.3で、前月の増加から再び減少へ転じた。戸建て住宅とマンション(区分所有)を合わせた住宅合計は同4.6%減の266.9。内訳は、戸建て住宅が312.0(同4.8%減)、マンションが227.4(同4.4%減)、非住宅が198.6(同9.1%減)で、いずれも前月の増加から反転減となった。