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2025.02.14
木造非住宅建築物の耐久性評価に指針
国土交通省はこのほど、木造の非住宅建築物に対する第三者評価の基準や枠組みを定めた「木造建築物の耐久性に係る評価のためのガイドライン」を公表した。1月中に同指針に基づく評価を実施する登録住宅性能評価機関の募集を開始し、4月から評価の申請受け付けを行う予定。
同指針は、木造非住宅の第三者評価を活用しやすい環境を整備することで、資産価値の可視化につなげ、木造建築物の普及と市場価値向上を図る狙いで整備したもの。評価対象は、混構造を含む木造で新築の非住宅建築物。評価の考え方としては、構造躯体内部における「雨水侵入防止」「雨水侵入時の排出」「雨水の侵入・滞留時の防腐・防蟻(ぼうぎ)処理」の3項目について、それぞれ必要な措置を講じているかを確認する。
(『住宅新報』2025年1月21日号より抜粋・編集)