都市部は1年ぶり5,000戸超
4月 マンション着工数


国土交通省の調査によると、都市部(東京23区、名古屋市、大阪市)の4月分譲マンション着工戸数は5,324戸で、前年同月比5.9%増となった。都市部の合計が5,000戸を超えたのは2021年4月以来。東京23区は2,796戸(前年同月比9.3%減)と減少した一方、名古屋市が1,031戸(同61.1%増)、大阪市が1,497戸(同14.7%増)とそれぞれ前年同月を大きく上回ったため。

内訳を見ると、東京23区の中で着工が多かったのは足立区(573戸)や目黒区(224戸)、品川区(212戸)など。計13区で100戸以上の着工が見られた。着工の多かった名古屋市では、特に中心部のシェアが高かった。

(『住宅新報』2022年6月7日号より抜粋・編集)