地方本部の動き
2024.10.11
「令和6年度 第1回全日愛媛空き家相談員研修会」を開催
- 愛媛県本部
令和6年5月20日(月)13時30分から、愛媛県本部3階会議室において、令和6年度 第1回全日空き家相談員研修会を開催しました。
はじめに、美崎研修広報委員長の司会により、上谷本部長の挨拶、松山市職員紹介、相談員の自己紹介が行われました。
1部では、松山市の開発建築部住宅課から、空き家担当の宮内忠明課長、加地俊介副主幹、田中健次主査の3人をお迎えし、“より優しく より強い 松山へ ~一人でも多くの人を笑顔に~「松山市の空き家の現状と取組」”と題した講義をしていただきました。市では、令和6年度から適切に管理されていない空き家の増加を抑制するために、老朽危険空家の解体補助金上限を80万円、島しょ部の上限を120万円に引き上げるなどの対応をしていますが、厳しい状況が想定され、全日愛媛空き家相談員の活躍に期待が寄せられています。
2部では、美崎委員長による研修が行われました。相続登記の義務化により、今後、相続物件の売却等の増加が想定されることから、「相続等により取得した空き家の譲渡所得3,000万円特別控除の特例」に関し、松山市の「被相続人居住用家屋等確認申請書」の内容について具体的なレクチャーがありました。ちなみに、松山市における令和5年度の被相続人居住用家屋等確認申請は99件、平成28年から年度ごとに増加、累計482件となっています。