ステップアップトレーニング賃貸基礎編を開催


  • 高知県本部

令和2年1月29日(水)、高知県本部は、ステップアップトレーニング賃貸基礎編を開催しました。

「借地借家法」は、賃貸業務を営むにあたって要となる法律です。不動産法務のエキスパートである鈴木弁護士からは、多くの実務に携わっているからこその視点、争いになった後の視点があるからこその、参考になる数々の予防ポイントを惜しみなく講義していただきました。契約書を作成する段階で、想定しうるリスクを洗い出し、その対策をしっかり特約として盛り込んでおくことの重要性を改めて痛感できる内容でした。また、定期賃貸借契約を有効に活用する方法や、債権法改正に伴う連帯保証人に関する取扱いなど、有益な情報が満載でした。

後半の講師である川村弁護士からは、実際に裁判になった事例をはじめ、Q&A方式で具体的なトラブル事例と対処方法など実務に即役立つポイントなどを講義していただきました。さらに、気を付けるべき点も再確認することができ、改めて適正業務、トラブルを起こさないための契約書作成の重大さを学んだ有意義な研修でした。

20名が参加したステップアップトレーニング
前半の講師、鈴木弁護士による講義