民法改正に伴う 各種重要事項説明書・契約書の ご利用に関する注意点


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令和2年4月1日施行の民法改正により、全日では重要事項説明書や契約書を利用する際の注意点をまとめています。
各契約書の詳細な変更点については、『月刊不動産』令和2年1~3月号P.24~25または「ラビーネット」内に添付されている「新民法版居住用賃貸借契約書の主な改正点の解説資料」をご確認ください。

Ⅰ.重要事項説明書・契約書利用時の注意点と改正点の解説資料

◆民法改正に伴う各種重要事項説明書・契約書の利用

令和2年4月1日に行われた民法改正により、重要事項説明書・契約書・関係書式については、新民法対応書式を利用する必要があります。

旧民法対応書式を利用して契約取引等行った場合、トラブルが発生するおそれがありますので、利用しないようお願いいたします。

1.契約書・書式集(ダウンロード版)

Excel版やWord版の重要事項説明書・契約書をパソコンにダウンロードして利用している場合、保存しているファイルは旧民法対応書式の可能性があります。必ず新民法対応書式のファイルであることを確認の上、ご利用いただくとともに、常に最新版の書式をご確認いただくようお願いいたします。

○新民法対応書式ファイルと旧民法対応書式ファイルの見分け方

(1)ファイル名で見分ける

新民法対応書式は、ファイル名が「○○-1」や「○○-2」のように、「書式番号 - 数字」形式となっています。

※例 旧:11.一般仲介用/土地/売買代金清算(測量)
   新:11-1.一般仲介用/土地/売買代金清算(測量)

(2)フッターで見分ける

各書式のフッター部分に「(公社)全日本不動産協会 ‘2004」と記載があります。書式を開き、印刷プレビュー画面の右下をご確認ください。上記フッター以外は旧民法対応書式ファイルになります(2020年4月1日現在)。

ご利用の際はお間違いのないようにお願いします。

【印刷プレビューの開き方】(バージョン等により文言や画面が異なる場合があります)

①Excel版やWord版の該当ファイルを開き、画面左上の「ファイル」をクリック
②印刷をクリック
③印刷プレビューが表示される。プレビュー画面右下を確認

2.ラビーネット契約書類作成システム(クラウド版)

ラビーネット契約書類作成システム(クラウド版)の旧民法対応書式で作成した書式については、令和2年4月1日以降に「既存書類の呼出」から該当書類を選択すると、自動的に新民法対応書式に移行する仕組みになっています(旧民法対応書式に入力した項目で、新民法対応書式と同一の項目については、入力内容が移行されます)。

新民法対応に伴って増えた項目や変更となった条文があるため、利用する際には必ずご確認の上、ご利用ください。

なお、一部の賃貸借契約書式については、連帯保証人型・家賃債務保証業者型・併用型の選択をする必要があります。

詳細については、ラビーネット契約書類作成システム利用の際に説明画面が表示されますので、ご確認ください。

◆新民法対応版各種契約書の主な改正点の解説資料について(再掲)

全日では、新民法対応版の各種契約書の主な改正点に関する解説資料を作成しました。重要事項説明書や契約書を作成する際にご利用ください。

解説書は、(1)ラビーネットのトップページと(2)契約書・書式集(ダウンロード版)トップページの新着情報に掲載しています。(1)もしくは(2)からダウンロードし、閲覧できます。